最後に、とても好きだった考え方を書いて終わります。 それは、「人生は点の連続であり、連続する刹那である。『いま、ここ』に強烈なスポットライトをあてて生きなさい」という考え方です。 「過去にどんなことがあったかなど、あなたの『いま、ここ』には…
【ホントだらけあれもこれも その真っただ中 暴れてやりましょう】(B'z『ultra soul』から引用) これまで触れてこなかったけれど、アドラー心理学の中で重要なアプローチのひとつである「勇気づけ」のことも、少しだけ書いていきます。 実は、前回の記事で…
【夢じゃないあれもこれも 今こそ胸をはりましょう】(B'z『ultra soul』から引用) 一周目に読み終わったとき、分からないというか、腑に落ちない、モヤモヤが残ったような感覚がありました。 本書は、ひとつの物語としても読むことができ、感動や感傷があ…
【希望と失望に遊ばれて 鍛え抜かれる Do it】(B'z『ultra soul』から引用) 本エッセイは更新毎に書いているのではありません。『「嫌われる勇気」編』は、2024年11月頃に書き終えた文章を、分割して連載しています。「まえがき」でも述べましたが、もとも…
アドラー心理学では「共同体感覚」という言葉が出てきます 。 これは、幸福なる対人関係のあり方を考えるときの最も重要な指標となるものです。本書では、このように説明されていました。 「他者を仲間だと見なし、そこに『自分の居場所がある』と感じられる…
【祝福が欲しいのなら 底無しのペイン 迎えてあげましょう】(B'z『ultra soul』から引用) 本書では、「社会学が語るところの社会の最小単位とは『わたしとあなた』である」と語られています。 勉強しているとき、こんな文章と出会いました。 「人は一人で…
【夢じゃないあれもこれも 今こそ胸をはりましょう】(B'z『ultra soul』から引用) 「理屈」の正体が「嘘」だとあばかれ、わたしは蔦が透明に見える視点を知りました。その視点にてドアノブを回すと、案外簡単に八方塞がりの部屋から出ることができました。…
【一番大事な人がホラ いつでもあなたを見てる I can tell】(B'z『ultra soul』から引用) 窓とドアを蔦のように覆っていたわたしの「理屈」は、この本と向き合うほどに可視化されていきました。「どのような行動を起こせばこの状況を脱することができるの…
わたしはこれまで、世界をバトルロワイヤルだと思って歩んできました。 また、日常のふとしたことで疎外感を抱くことも多々ありました。他者が集う輪に入れないとき、ここには自分の居場所はないのだと絶望したり。絶望の末、絵を「居場所」として描いていた…
11月18日、江古田に向かうバスで、窓を眺めながら、B’zの『NATIVE DANCE』をニヤニヤしながら聴いていました。数ヶ月前のわたしの頭には、B'zの「ビ」の字もなかったというのに、気づけば毎日B'zの曲を聴いています。 バスの中でのわたしの顔は、『コジコジ…
【祝福が欲しいのなら 悲しみを知り 独りで泣きましょう】(B'z『ultra soul』から引用) 多くの本には温度がない。それは良いようにも悪いようにも働く。八方塞がりとなったのは、その悪い作用を受けた結果でもあります。 本を開いて「お前に言われたくねー…
【結末ばかりに気を取られ この瞬間(とき)を楽しめない メマイ…】(B'z『ultra soul』から引用) 「オープンマインド」に引力を感じつつ、しかし暗い日々は続きます。 電車に乗るとドキドキして、叫びそうになるのを堪えたり。通りすがる人から悪口を言われ…
はじめまして。市村柚芽(いちむら ゆめ)といいます。生活の中で、よく絵を描いたりしています。本はあまり読まないのですが、仲良くしてくださっているすなば書房さんで、本にまつわるエッセイを不定期で連載させていただくこととなりました。 さて、初回…